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アサヒビール四国工場竣工15周年を記念して開催されたナイトツアーに潜入レポート!

アサヒビール四国工場の外観
試飲を楽しむ参加者
アサヒスーパードライ エクストラコールドの専用サーバー
スーパードライ エクストラコールド
美味しそうにビールを飲み干す参加者

愛媛県西条市にあるアサヒビール四国工場。西日本最高峰石鎚山の麓にあり、瀬戸内海に面している。国の名水百選にも選出されている「うちぬき」と呼ばれる地下水で知られ、工業出荷額では四国でも上位に位置する。豊富な地下水と流通という側面からこの場所に工場を建て、大瓶633mlを年間1億4,000万本生産し、四国四県にアサヒビールを流通させている。

アサヒビール四国工場竣工15周年の感謝企画「ナイトツアー」が6月5日(水),12日(水)、19日(水)、26日(水)に開催され、参加定員80名で、参加費は無料。夜の工場の様子を見学し、出来立てのビールも試飲できる。さらにお土産でスーパードライジョッキがついてくる。四国工場で夜の工場見学というのは初の試みになる。

ツアーは大盛況で定員80名だが予約が多く、急遽100名近くまで定員を増やしたそうだ。当初考えていたターゲットは仕事帰りのビジネスマンだけであったが、実際はナイトツアーの為に仕事を休んだり、広島県や岡山県から来ている参加者がいた。担当者もここまで盛況になるとは思っていなかった様子。参加者に目を向けてみると50代~60代の男女が多く見受けられた。

工場見学では日頃飲んでいるアサヒビールがどのように出来ているか、原料から完成品までの流れを見る。参加者は皆、予想を上回る工場の規模の大きさ、高速でのビール充填、衛生的でシステム化されている現状に興味深々に見入っていた。

見学が終わり、いよいよ、全員が楽しみにしている試飲の時間だ。試飲出来る商品は「アサヒスーパードライ」「ドライブラック」「エクストラコールド」の3種類。試飲タイムで一番注目を浴び、行列が出来ていたのがエクストラコールド。0℃~-2℃の氷点下まで冷やしたスーパードライになり、シャープなのどごしとキレを突きつめた商品である。専用サーバーも見た目からして冷えた印象を与えてくれる。間違いなく美味しさの要因の1つになっている。またビールが苦手な人もエクストラコールドは苦味をそこまで感じず、あまり抵抗なく飲めるとの事だ。

用意されていたおつまみを食べながら、出来たてビールを飲む。「うまい。毎日飲みたい」「こんなに出来たてのビールが美味しいとは思ってなかった。また来て飲みたい」と参加者は満足の様子。今回のナイトツアーの特別企画では「Cross Point」というジャズバンドの生演奏が披露されていた。気の知れた人と出来たてビールを飲み、つまみを食べ、生演奏をバックミュージックに贅沢な時間を過ごす。粋な演出でお客の心を掴み続ける、アサヒビール四国工場のこれからの取り組みにも注目したい。

(取材=上野 真弘)

店舗データ

店名 アサヒビール四国工場
住所 愛媛県西条市ひうち2番地6
アクセス (電車の場合)JR予讃線「伊予西条駅」下車 タクシーで約10分。  または1番バス乗り場付近より無料シャトルバスで約10分(先着順)(車の場合)松山自動車道「いよ西条I.C.」より約12分。
電話 0897-53-7770
定休日 年末年始、指定休日
関連リンク アサヒビール四国工場

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