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老舗の徳島ラーメン店がリニューアルオープン!黄金系ラーメンにつけ麺が登場

店舗外観
新メニューの「つけ麺」(780円)
店内のイワシすだれ
「支那そば」(620円)



徳島県内に4店舗を展開し、45年の歴史を持つ老舗ラーメン店「支那そば 三八」が11月1日、「三八 徳島駅前店」が「三八製麺所はじめ」としてリニューアルオープンした。店名はリニューアルに伴い店内に導入した製麺システムと、新しい一歩を踏み出すという事から決定した。


同店では45年の歴史で初めて自家製麺を製造・提供する。これまでのメニューに加え、系列店では初となる「つけ麺」を新たに提供する。製麺システムを活かした太麺を新たに開発し、従来の秘伝の黄金スープと魚介系のダシを併せた、濃厚なスープの新メニュー「つけ麺」は代表取締役の岡田氏も自信の一杯。


リニューアルにあたり、プロジェクトの監修を大阪で「島田製麺食堂」など、「つけ麺」を看板メニューに3店舗を展開する島田さんに依頼。店内内装や「つけ麺」の開発を担当した。「三八の黄金スープの特徴を活かした全く新しいスープになっている。三八の歴史に恥じない味となっている。従来のお客様も新規のお客様も一度は味わってほしい」と来店を呼び掛ける。


代表の岡田氏は自家製麺について「従来のスープに加え、今回は麺に注目してほしい。納得のいく麺の完成には時間が掛かったが、食べ応えのある太麺を楽しんでほしい」と語る。店内の約半分の面積を費やし製麺スペースを確保したこだわりは「見て、食べて感じてほしい」との想いから。店内からはもちろん、店外からも製麺工程が確認できるように工夫したレイアウトからは、製麺に関する自信を感じさせる。


店内の席数はおよそ半分になったものの、店内には冷めたスープを暖めるレンジを二カ所に配置、スタッフの人数も増やし手間を減らすなど、回転率をあげる工夫を随所に配置することで、45年の歴史を更に発展させる覚悟が伝わる。常に前進する意識を感じさせる岡田氏と「三八」の動向に今後も注目していきたい。

(取材=岡本 哲弥)

店舗データ

店名 三八製麺所はじめ
住所 徳島市元町1−24アミコビル1F
アクセス JR徳島駅から徒歩5分
電話 088−678−6538
営業時間 11:00〜21:00
定休日 火曜、第3月曜(祝日の場合は前週もしくは翌週に切替え)
坪数客数 16席
客単価 780円
運営会社 有限会社 三八
関連ページ 有限会社 三八

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