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オープン後すぐに口コミで話題となり、女性ファンが増加中! 車を走らせ、わざわざ行きたい古民家カフェ

古民家をリノベーション。駐車場も広いため、団体でも利用できる。
部屋の奥にはオーナーが推奨する木育のおもちゃが。子どもに飽きさせない工夫も嬉しい。
ランチは要予約(当日の朝10時までOK)。ケーキとドリンクもついてくる。
ランチについてくるケーキとドリンク。写真は、フルーツとナッツの焼きタルトとジンジャーブラッドラテ。ケーキセットは700円~。
真ん中がオーナーの藤田梢さん。スタッフはみんなママで、新たな雇用を生み出している。
ホールケーキの注文は、前日までに予約を。バースデー対応もできる。

2016年12月8日、徳島県三好市三野町に誕生したのは、古民家をリノベーションしたカフェ。徳島市内から、高速道路を経由して約1時間の場所にある。オープンしたのは、高知県出身のオーナー・藤田梢さんだ。カフェ誕生の裏側には、彼女の熱い想いが込められている。

カフェがオープンする数年前に遡る。藤田さんが嫁いだ三野町は、高齢化率が高く、将来的に大幅な人口減少が予測されている。7歳と4歳の子どもを持つ母親として、「子どもにはたくさんの経験をさせてあげたい」という思いとは裏腹に、習い事をさせる場所がないという現状だった。「多くの情報を吸収する大切な幼少期に、親子で様々な体験をしてほしい!」という思いから「きらめき☆holiday」という親子体験型イベントを企画。オリジナルのアクセサリーやお菓子を作ったり、傘にペイントをしたり、約40の出店ブースで色々な体験ができると喜ばれている。毎回1,500人を動員するビッグイベントへと成長した。その経験を通して、子どもの学びの影響には、親の考え方や日常の姿がとても重要だと気がついた。いきいきと輝きながら働く母親の姿を見せることで、自主性や行動力、考える楽しさを子どもたちに伝えることができる良い連鎖を生みたいと考え「カフェ&カルチャー クレヨン」はできたのだ。

ボーン、ボーン、ボーン………と、どこか懐かしい音が正午を知らせる。部屋は和室で、解放感があり、小さい子ども連れで訪れても安心できると好評だ。料理を待つ間、キッチンから聞こえてくる調理の音が食欲を掻き立てる。目にした瞬間、感動する「ランチ」は、ドリンクとデザート付きで1,470円。印象的な木の器は、三好市の木材から作ったものだ。資源を利用し、少しのアイデアでもビジネスになるということを器に触れることで感じてもらいたいというオーナーの想いがここにもある。その器に並ぶ6種と他4種の計10品の日替わり料理。料理を考案しているのは、スタッフの藤澤久美さん。旬の地元食材を中心にした料理の数々は、家でマネしたくなるようなアイデアが。料理教室開催を募る声も続出なのも納得のラインナップなのだ。日替わりだから、訪れる度に料理のレパートリーに驚くこと間違いなし。日常では味わうことができない特別な時間を提供している。

食後のオリジナルケーキにも注目したい。しっとりでいて、濃厚なチーズの味がクセになるベイクドチーズケーキや、イチジクの酸味が絶妙のフルーツとナッツの焼きタルトなど、日替わり3種から選ぶことができ、どれも朝からせっせと焼き上げたものだ。当店では、自家製のジンジャーシロップをこしらえているため、ジンジャーブラッドラテやジンジャーエールはぜひ味わってほしいメニューだ。

口コミで広がり、リピーターも増えている当店。カフェだけではなく、油絵やアイシングクッキー体験できるカルチャーも人気だ。新たに改装した空間では、陶芸やBBQなどの企画を予定している。ママたちがキラキラ働く、にし阿波の拠点として、また地域貢献の場として、さらなる目標があるという。変化し続ける「クレヨン」がどんな軌跡を描いていくのか、今後の活躍に期待したい。

(取材=山本 菜保 [ やまもと なお ])

店舗データ

店名 カフェ&カルチャー クレヨン
住所 徳島県三好市三野町太刀野山301-35
アクセス 最寄りIC=美馬IC
電話 0883-77-2804
営業時間 9:00~18:00
定休日 水曜休、第2・4・5日曜休
坪数客数 25席
客単価 700円~
オープン日 2016年12月8日
関連リンク http://creyon.net/

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